「メイクをしても立体感が出ない」「のっぺりした感じに仕上がってしまう」……
そんなお悩みを持つ方、たくさんいますよね。
今回は、のっぺり顔になってしまう原因と、そんなお悩みを解消するメイクのポイントをご紹介します。
ちょっとしたポイントに気をつけてメイクするだけで、立体感のあるメリハリ顔になれますよ。
簡単にできるものばかりなので、ぜひ試してみてください。

のっぺり顔になってしまう原因は?

まず、なぜのっぺり仕上がってしまうのか、その原因から考えてみましょう。
もしかしたら、メイクのやり方に原因があるかもしれません。
次のようなNGポイントを避けるだけでも、顔の印象はかなり変わるんです。
まずは、よくやってしまいがちなのっぺりメイクの原因を見てみましょう。

1. ベースの厚塗り

下地やファンデーションを顔全体にたっぷり塗ってしまうと、のっぺりと野暮ったい雰囲気になってしまいます。
特にマット系のファンデーションは、顔のメリハリが出にくいため、立体感を出したい場合はツヤのあるリキッドファンデーションがおすすめです。また、仕上げのパウダーののせすぎも、のっぺりした印象を与える原因になります。ブラシでサッと払い、薄くのせる程度で十分です。つけすぎ防止のために、ブラシについた余分なパウダーを落としてから使用しましょう。

2. 眉毛が離れすぎ

眉毛が離れていることも、のっぺりとした印象を与える原因になります。
眉頭の基本の位置は目頭の上ですが、これより眉頭同士が離れていると、のっぺりした印象を与えます。眉毛は顔の印象を変える重要なパーツです。眉毛が離れていると、優しい印象を与えますが、彫りの深い立体感のあるメリハリ顔からは遠ざかってしまいます。

3. 骨格に合わないチーク

チークは、入れ方によって顔の印象を変えることができます。
頬の中心に丸く入れるだけでは、のっぺりした顔の原因になってしまいます。メリハリ感を出したいなら、頬の高さを強調するようにチークを入れ、骨格を際立たせる必要があります。

自然な立体感!メリハリ顔のメイクポイント

上に書いたようなのっぺり顔になってしまう原因を踏まえて、どうしたらメリハリ顔になれるかを考えてみましょう。
より自然な立体感を出し、憧れの外国人のようなメリハリ顔になれるメイクポイントをご紹介します。普段のメイクに一手間加えたり、ちょっとしたポイントに気をつけるだけで簡単にメリハリ顔になれるので、自分にできそうなものから取り入れてみてください。

ベースメイクのポイント

立体感を出したいなら、ツヤのあるリキッドファンデーションを使いましょう。
塗り方のポイントは、ファンデーションを一旦手の甲にとることです。それからスポンジでポンポンとなじませます。この一手間で、厚塗りを防ぐことができます。ファンデーションを直に顔に置いて伸ばす塗り方は避けましょう。また、ファンデーションを塗り終わった後にティッシュオフするのも大事なポイントです。この工程を加えることで厚塗りや化粧崩れの防止になり、顔にメリハリを出すことができます。パウダーをのせるのは、ファンデーションをティッシュオフしてからにしましょう。

眉メイクのポイント

眉のバランスを整えることで、メリハリ顔をつくることができます。
ポイントは、眉頭同士を少し近づけること。小鼻より少し内側から描き始めると、引き締まったメリハリ顔になれます。また、淡いカラーのアイブロウパウダーを眉下に入れるのもポイントです。眉下に影をつくることで、彫りを深く見せることができます。目元に深みが出て、一気に立体的な顔立ちになれますよ。普段のメイクに一手間加えるだけで、簡単にメリハリ顔になれますよ。目力UPの効果も狙えるので、ぜひ試してみてください。

アイシャドウのポイント

アイシャドウで、まぶたにグラデーションをつくりましょう。
ラメの入ったアイシャドウもかわいいですが、まぶたをスッキリ見せたい場合は、マットタイプのアイシャドウを使うのがポイントです。マットタイプのアイシャドウは、より目元に奥行きが出やすく、メリハリのあるメイクに向いています。しっかりぼかしてグラデーションをつくることで、自然な陰影が出て、より立体的な顔立ちになれます。さらに、肌馴染みの良いブラウンのカラーを下まぶたにのせることもおすすめ。彫りの深さをUPさせる効果があります。

ハイライト・シェーディングのポイント

立体感を出すために、ハイライトとシェーディングは欠かせません。
ハイライトで高さを引き立たせ、シェーディングで補正することで、凹凸のはっきりしたメリハリのある顔に仕上げることができます。Tゾーン、Cゾーン、目の下の三角ゾーンといった高く見せたい部分にハイライトを仕込みましょう。また、シェーディングはフェイスラインや生え際の余白部分に入れましょう。塗った時にスポンジでしっかり馴染ませることがポイントです。陰影をつくることで奥行きが出て、自然な立体感を演出することができますよ。

ノーズシャドウのポイント

脱のっぺり顔のためには、ノーズシャドウを入れることも大切です。
ノーズシャドウを持っていない方は、アイブロウの一番薄いカラーを使っても大丈夫です。目頭のくぼみに影を入れましょう。また、鼻筋にも薄く影を入れます。ポイントは、小鼻まで入れないことです。鼻先まで入れてしまうと不自然な仕上がりになってしまうので気をつけましょう。最後に指でシャドウをぼかせば、自然な立体感が出て彫りの深い顔になれます。

チークのポイント

チークの入れ方のポイントは、頬骨に沿って横長にいれることです。
頬の高い位置から耳に向かって斜め上に入れることで、顔全体が引き締まった印象になります。特に立体感を出したい場合は、ツヤの出る練りチークがおすすめ。ポンポンと指で馴染ませ、斜め上にいくほど薄くなるようにしっかりぼかすのがポイントです。

脱のっぺり顔!ポイントを押さえて憧れのメリハリ顔に♪

いかがですか?
日本人に多いのっぺり顔。実は凹凸が少なくクセがないからこそメイクしやすいという利点もあるんです。
今回ご紹介したポイントに気をつけてメイクすれば、元の顔立ちを活かしながら、自然な立体感を出すことができます。
のっぺり顔を解消して、外国人のようなメリハリ顔を目指しましょう!

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