眉毛は表情をつくり、顔の印象を変える重要なパーツです。
でも、左右バランスよく描くことが難しかったり、ラインがガタガタになってしまったり……なかなか理想の眉メイクができずに悩んでしまうことがありますよね。
そこで今回は、失敗しない眉毛の描き方をご紹介します。
眉メイクひとつで、垢抜けた印象を与えることができますよ。ぜひ参考にしてみてください!

眉メイクがうまくいかない原因

左右の眉がアンバランスな形になってしまう原因のひとつが、小さい鏡を使っていることなんです。
小さい鏡でメイクすると、片眉ずつしか見えないため、アンバランスになりがちです。
眉は顔全体のバランスを決める重要なパーツですから、なるべく大きな鏡を使用し、顔全体のバランスを見ながらメイクするようにしてみましょう。

また、アイメイクより先に眉メイクをするのも、不自然な仕上がりになってしまう原因になります。
アイメイクとのバランスも重要。アイメイクから先に行い、目の印象を参考にしながら眉の太さや濃さを決めると失敗を防ぐことができます。

眉メイクのポイント①:太さ

眉の太さによって、目の印象は大きく変わるもの。
顔全体のバランスも変わってくるため、眉の太さはとても重要です。

パッチリと大きな目のアイメイクをする方は、太めの眉でバランスをとりましょう。
目の縦幅に対し、2/3程度の太さにすると、自然でキレイなメイクになります。
眉毛が細すぎると、目だけが強調されて不自然な印象を与えてしまうかもしれません。

逆に、切れ長目のアイメイクをする方はやや細めの眉毛にした方がバランスがとれます。
目の縦幅の1/2程度の太さを目安にメイクしましょう。太眉にしてしまうと、眉毛の印象が強くなりすぎて、野暮ったい印象になってしまいます。

目と眉のバランスをとることで、よりアイメイクをキレイに引き立たせることができますよ。
いつもなんとなく眉メイクをしていた方は、太さに意識を向けてメイクしてみると、ちょっと印象を変えることができるかもしれません。

眉メイクのポイント②:眉山から描く

左右の眉をバランスよく描くには、眉山の位置が重要です。
最初に眉山の位置を決め、眉山から描き始めましょう。黒目の外側から目尻の間に眉山を持っていくことが、キレイな眉に仕上げるポイントです。
また、眉山を眉頭より下げないように気をつけましょう。困っているような印象を与えてしまいます。

眉メイクのポイント③:眉下ラインを整える

眉がキレイに見えるメイクのポイントは、眉下のラインを整えることです。
眉下の輪郭がぼやけていると、眉全体がボサッとした印象になってしまうのです。

ナチュラル風の眉メイクの場合でも、眉下のアウトラインはしっかり整えるように意識しましょう。アイブロウパウダーではなく、アイブロウペンシルを使用すると、ラインがキレイに描けるので、おすすめです。

眉メイクのポイント④:眉尻は細く

眉尻をキュッと細く描くことで、女性らしくキレイな眉になれるんです。
太眉やナチュラルに仕上げたい場合も、眉尻だけは細くしましょう。

眉尻まで太かったり、切れているように見えると、パッとしない印象の眉毛になってしまいます。
眉尻をキュッと描くだけで、引き締まった美人眉になれますよ。横顔も美しく見えるため、眉尻の描き方に気をつけてみましょう。

眉メイクのポイント⑤:眉頭は最後に描く

眉頭は眉毛の印象を決める大事な部分です。
眉頭をくっきり描きすぎると、不自然に仕上がる原因になってしまいます。
眉頭は最後にふわっと色をのせるくらいにしましょう。

おすすめは、アイブロウパウダーを使用することです。
眉山、眉尻、眉中を描いた後、残ったパウダーを眉頭にのせます。薄いベージュのカラーをなじませると、自然な美人眉になりますよ。
普段、アイブロウペンシルを使用している方も、眉頭だけはパウダーを使うことで印象が変わるかもしれません。

描いた後はスクリューブラシでぼかして、整えましょう。

眉マスカラで垢抜けた印象に!

眉マスカラを使うことで、垢抜けた印象の眉メイクができます。
眉マスカラは、ベッタリとついて失敗してしまうから苦手だという方も少なくありません。
でも、ひと手間かければそんな失敗も防ぐことができます。

たしかに、眉マスカラを直接塗ると、ベッタリつきすぎたり、ダマになってしまいしがちです。そこで、最初に、先端部分についている液をティッシュオフしてみてください。これがキレイに仕上げるポイント。簡単なひと手間ですから、ぜひこの工程を取り入れることをおすすめします。

眉マスカラの塗り方

眉毛の毛流れに逆らうように、毛の根元までしっかり色をのせていきます。
ブラシをジグザグと動かしながら塗ると、しっかり色をのせることができますよ。全体にジグザクと色をのせたら、毛並みに沿ってブラシを動かし、眉毛をとかします。最後にコームでとかすと垢抜けた眉に仕上がりますよ。

このとき注意したいのが、眉マスカラの色です。眉マスカラは、髪色よりワントーン明るい色を選ぶのがポイントです。あまり明るすぎると、眉毛だけ浮いて不自然な仕上がりになってしまいます。髪色とのバランスを考えて、自然でやわらかく見える眉色を選びましょう。

さらに魅力的な眉にするには?

メイクの仕上げにノーズシャドウを入れると、顔のメリハリが出て、より美人顔になりますよ。明るいベージュのアイブロウパウダーをノーズシャドウに使用しましょう。
眉頭と鼻筋がつながるようなイメージでシャドウを入れることで、目鼻立ちがくっきりして、より魅力的な印象を与えることができますよ。パウダーをのせた後に指でしっかりぼかすとより自然な仕上がりになります。

また、眉山の下にハイライトを入れるのもおすすめです。
眉メイクが際立ち、よりキレイな仕上がりに見えます。目元の印象がガラッと変わるので、ぜひ試してみてください。

バランスのいい眉毛で美人顔になろう!

眉毛のバランスをとると、顔全体のイメージがグッと引き締まります。
眉メイクに苦手意識がある人も、今回ご紹介したポイントを押さえるだけで、顔の印象をガラッと変えることができます。
自分の骨格に合わせた眉メイクをすれば、小顔効果もアップ。
顔のバランスが整って、どの角度から見ても、美人な顔になれちゃいます。
ちょっと意識してみるだけで変わるので、ぜひ試してみてくださいね。

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